職人気質の激旨カウンターフレンチ ~マルコンソール@新栄~
ぽっかりと予定のあいた平日のお休み。
久々に嫁さんとランチに行こうと思い立ち、セルヴァッジョに電話してみるもやっぱり満席。
うーん。どうしよ。
イノーヴェもいいかなあ、と思ってたときにひらめいたのがマルコンソール。
以前sakaeさんが大絶賛してたのを見ていてとっても気になってたのだ。
早速電話すると「予約とれますよ」とのこと。ほっ。
場所は新栄。飯田街道沿いのわかりやすい立地です。
中に入るとカウンターのみの小さなお店。
ガラス張りの二重構造のカウンターがめっちゃかっこいいです。
スパイスやらドレッシングやらが下の段に置いてあり、シェフの手元が丸見え。まるでキッチンスタジアム。
照明の使い方も素敵で、きっと夜に来るともっともっと雰囲気いいんでしょうね。
昼のコースは2500円。
かといってお決まりでもなく、「お嫌いなものは何かございますか?」と聞かれ、その後メニューの説明に。
その上で「以上のような内容でよろしいですか?」と聞いてくれる。
食べられないものはありませんが、こういう気遣いがうれしいですよね。
あぶりホタテとたらばがにのサラダ
わりとベタな料理に見えるかもしれないけど、使ってる素材のよさがハンパじゃない。
野菜の旨みがぎゅううっと凝縮した味のサラダ。
鮮烈なスパイスの香りが要所要所に効いていてめちゃめちゃ美味しい。
カウンターから手元が丸見えなので、とっても丁寧に料理されているのがわかる。
小麦の味がしっかり感じられる美味しいパン
洗練された味というよりも力強さを感じるパン。
ちょっと田舎風な感じがまたいい。
まだらとサフランのスープ
むせ返るほどのサフランの香りと一度焼いたまだらの香ばしさの組み合わせがいい。
メインは蝦夷鹿と焼きキノコ
名前も聞いたことのないさまざまなキノコを丁寧にソテーしたものと蝦夷鹿のローストの組み合わせ。
「主役は蝦夷鹿じゃなくてキノコです」っていうシェフの言葉どおり、キノコの味が口いっぱいに広がる。
うーん。秋の味覚最高。
でも脇役(?)の蝦夷鹿もすごいよ。
ほらね。すごいでしょ。この焼き上がり。
生だけど、でもちゃんと火は通っていて中はしっとりと温かい。絶妙の火の入れ具合。
このメインを料理しているときのシェフの姿にまた感動しちゃいました。
お皿をオーブンで暖めているのはもちろんのこと、盛り付けしている間も料理が冷えないように、投光器であたためながら盛り付けを行ってるの。
この光の当たり具合がまたカッコイイ。
このお店の特徴は、なんといってもシェフと対面しながらお食事が出来ること。
「単に美味しいお店」というよりも「大好きになれる店」という感じ。
好きになる店っていうのはどこでもそうなんだけど、料理を食べた瞬間料理人の顔が目に浮かぶんだよね。
ふじ原の大将、昔シェトトにいたクリストフ、山猫軒のマスター、たまりやのシェフ。
どこの料理を食べても、料理人の顔が頭に浮かぶ。
逆にマスターの顔を見れば、お店の味が思い出される。
このマルコンソールもそんな店。
料理も含めて藤井シェフの作り出す世界観にどっぷりと引き込まれ、ハマっていく。
腕のいい料理人は作ってる姿そのものもかっこいいのだ。
ひさびさにハマりそうなお店に出会いました。
こりゃあ今年のフードオブザイヤーは決まりかな?
■マルコンソール
052-253-5164
愛知県名古屋市中区新栄2-10-21 カーサ新栄1F
久々に嫁さんとランチに行こうと思い立ち、セルヴァッジョに電話してみるもやっぱり満席。
うーん。どうしよ。
イノーヴェもいいかなあ、と思ってたときにひらめいたのがマルコンソール。
以前sakaeさんが大絶賛してたのを見ていてとっても気になってたのだ。
早速電話すると「予約とれますよ」とのこと。ほっ。
場所は新栄。飯田街道沿いのわかりやすい立地です。
中に入るとカウンターのみの小さなお店。
ガラス張りの二重構造のカウンターがめっちゃかっこいいです。
照明の使い方も素敵で、きっと夜に来るともっともっと雰囲気いいんでしょうね。
昼のコースは2500円。
かといってお決まりでもなく、「お嫌いなものは何かございますか?」と聞かれ、その後メニューの説明に。
その上で「以上のような内容でよろしいですか?」と聞いてくれる。
食べられないものはありませんが、こういう気遣いがうれしいですよね。
わりとベタな料理に見えるかもしれないけど、使ってる素材のよさがハンパじゃない。
野菜の旨みがぎゅううっと凝縮した味のサラダ。
鮮烈なスパイスの香りが要所要所に効いていてめちゃめちゃ美味しい。
カウンターから手元が丸見えなので、とっても丁寧に料理されているのがわかる。
洗練された味というよりも力強さを感じるパン。
ちょっと田舎風な感じがまたいい。
むせ返るほどのサフランの香りと一度焼いたまだらの香ばしさの組み合わせがいい。
名前も聞いたことのないさまざまなキノコを丁寧にソテーしたものと蝦夷鹿のローストの組み合わせ。
「主役は蝦夷鹿じゃなくてキノコです」っていうシェフの言葉どおり、キノコの味が口いっぱいに広がる。
うーん。秋の味覚最高。
でも脇役(?)の蝦夷鹿もすごいよ。
生だけど、でもちゃんと火は通っていて中はしっとりと温かい。絶妙の火の入れ具合。
このメインを料理しているときのシェフの姿にまた感動しちゃいました。
お皿をオーブンで暖めているのはもちろんのこと、盛り付けしている間も料理が冷えないように、投光器であたためながら盛り付けを行ってるの。
このお店の特徴は、なんといってもシェフと対面しながらお食事が出来ること。
「単に美味しいお店」というよりも「大好きになれる店」という感じ。
好きになる店っていうのはどこでもそうなんだけど、料理を食べた瞬間料理人の顔が目に浮かぶんだよね。
ふじ原の大将、昔シェトトにいたクリストフ、山猫軒のマスター、たまりやのシェフ。
どこの料理を食べても、料理人の顔が頭に浮かぶ。
逆にマスターの顔を見れば、お店の味が思い出される。
このマルコンソールもそんな店。
料理も含めて藤井シェフの作り出す世界観にどっぷりと引き込まれ、ハマっていく。
腕のいい料理人は作ってる姿そのものもかっこいいのだ。
ひさびさにハマりそうなお店に出会いました。
こりゃあ今年のフードオブザイヤーは決まりかな?
■マルコンソール
052-253-5164
愛知県名古屋市中区新栄2-10-21 カーサ新栄1F
by umanichi | 2009-10-31 13:29 | フレンチ