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福井のおっちゃんとコラボ ~猪で生ハムできるかな~

GW中の出来事。

福井のおっちゃんの娘さん(ボくのいとこ)が結婚したとの急報をうけ、直ちに福井へ直行。

「おめでとう~」の言葉をいうより前におっちゃんから告げられた一言は
「おーい、猪食べるか~?」


え・・・?
この時期に猪??

もうすっかり季節外れじゃん。おっちゃん。


「去年にアレ仕込んだやろーが。」


・・・!!!




そう、あれは去年の秋、猪を丸焼きにしたときのお話。


おっちゃんが、ハンターさんから猪一頭のオマケとして猪の足を2本譲り受けて来たのだった。
おっちゃんは足を片手に、開口一番

お「おーい。これで生ハム作ってくれー。」
・・・と。


さすがはおっちゃん!!
想像の斜め上を行くその発想!!



すぐさまベビー用(娘用)の体重計で猪の足を計量して、適量の塩とスパイスをすり込み生ハムを仕込んだのでありました。



いつか成長した娘にこの話したら・・・きっと怒られるんだろうなあ。
ま、いいや。そのうち父の情熱をわかってくれる日がくるだろう。




そうして仕込みの終わった猪の足は、寒冷地で熟成させるべく福井のおっちゃんちの軒先に長らくぶら下げられていた・・・ことなどすっかり忘れていたのでした。

ふう。あぶないあぶない。




そして今、生ハムはおっちゃんの作業場(おっちゃんは大工なので)に置いてある巨大冷蔵庫に眠っているとのこと。


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おっちゃんの作業場


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巨大冷蔵庫。本来の目的はおコメの保存。


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おコメの中に明らかに異質な物体が・・・




お「どーや。これもう食えるかー?」


クンクン。
腐敗臭はない。

いや、むしろ熟成が進んだかぐわしい香りだ。
ハモンイベリコを思わせるすばらしい香り。

表面にうっすら白カビはついているが、青や赤のカビはない。

肉もいい感じに引き締まっており、たたくといい音がする。



これ・・・大成功なんじゃない?


とりあえず少し切って味見してみようよ。




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明らかに銃刀法に違反している包丁。なんでこんなものが家庭に?




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このヒヅメがジビエの証




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断面もなかなか美しい




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これが猪からできてるとはお天道様でも気づくまいてw




そしてこの生ハムは娘さんのご主人さんのお披露目会に供され、なかやん一族の胃袋に収まったのでありました。(珍味好きなご主人さんでよかった・・・)




少しきつめの塩味(不安だったので塩は多めに振りました)ではあったのですが、その他の味わいはほぼ完璧。

とろけるような脂身と凝縮した赤身の味わいが最高に美味しいです。


今まで作った生ハムの中ではぶっちぎりに美味しい。
熟成した旨みとどんぐりのような香りがたまりません。




2本の生ハムはおっちゃんと半分こすることになりましたとさ。



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名古屋に里帰りする猪クン


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「猪が乗ってます」というステッカーを貼るべきだったか・・・
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by umanichi | 2010-05-09 21:30 | 大人のできるかな  

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