まるでラーメン屋のような・・・ 絶品パスタ俺の味@御器所
桜山に用事があったので御器所の「俺の味」に行って来ました。
ここはネットでの評判を見て前々から気になっていたお店。
お店に到着するとそこには圧倒的な存在感を誇る看板が。
トリコローレ色の上に明朝体ででっかく「 俺 の 味 」と。
そしてその下には(多分マッキーで書かれた)手書き文字で「絶対うまいです 後悔させません」とか「ランチサービス11:30~22:00」といった店主の熱いメッセージが書かれています。
そんなお店の扉を開けると中には360°どっから見ても志垣太郎なマスターが鋭い目つきで「いらっしゃいませ」と。
メニューはトマトソースのパスタ一種類のみ。かろうじて客が選べるのは量の加減だけ。
ちなみに料金は前払い。カウンターにはこれまた手書き(おそらくマッキーの)で「料金は前払いでお願いします」と書かれたトレイが置かれており、注文するときにマスターはそっとこのトレイを差し出されます。
そう、あくまで寡黙なのです。ここの太郎さんは。
そして太郎さんは注文を受けると寡黙にそして真摯にパスタ作りに立ち向かいます。
その姿はあたかも有名ラーメン店の店主のよう。
ディチェコのパスタを丁寧に計量し、茹ではじめたらソース作りの開始。
二人分注文したのですが、キチンと別々のフライパンでソースを作り始めます。
エリンギ・エノキ・マッシュルームなどのキノコを炒めたら別に炒めておいたカリカリベーコンを投入。
そこに特製のトマトペーストをこれまた丁寧に計量して投入し、粉チーズをたっぷりかける。それをパスタの茹で汁でのばしてソースは完成。
茹で上がったパスタを絡めて乾燥パセリ・ブラックペッパーをかけてできあがりっと。
皿に盛られたパスタをそっと差し出す太郎さん。
「どうぞ俺のパスタを食ってみておくんなせい」
そんな言葉が太郎さんの目から伝わってくる。
こ、これはこちらも真剣に食べねば太郎さんに失礼というもの。
フォークを持つ手に緊張感が走る。
ずるり一口。
・・・意外とアクセントのない味。
いや待て、特徴なくとらえどころのない味だが後からじんわりと優しい旨みとほのかな甘さが染み出してくる。
お店で食べるパスタってのは確かに美味しいんだけれども塩がきつすぎたり、やたらとオイリーだったりにんにくが効きすぎてたりすることが多い。ま、それはそれで美味しいんだけど。
ここのパスタはそういう旨さとは別次元の旨さを追求してるような・・・。
なんというかヘルシーで優しく食べ飽きしないような旨みなのだ。
うーん。こりゃ摩訶不思議な旨みだわい、と思いながらどんどんフォークがすすんでいく。大盛りをぺろりと平らげたが不思議と胃袋は軽い。
店構えも店主もメニューも特徴がありすぎるようなお店ですが、多分この味のパスタを食べられるのはここだけ。世界で。
まだ開店して数年のお店だそうですが、世間の流行に流されずいつまでもわが道を貫き通す太郎さんでいてほしいな、と思った梅雨の空でした。
ここはネットでの評判を見て前々から気になっていたお店。
お店に到着するとそこには圧倒的な存在感を誇る看板が。
トリコローレ色の上に明朝体ででっかく「 俺 の 味 」と。
そしてその下には(多分マッキーで書かれた)手書き文字で「絶対うまいです 後悔させません」とか「ランチサービス11:30~22:00」といった店主の熱いメッセージが書かれています。
そんなお店の扉を開けると中には360°どっから見ても志垣太郎なマスターが鋭い目つきで「いらっしゃいませ」と。
メニューはトマトソースのパスタ一種類のみ。かろうじて客が選べるのは量の加減だけ。
ちなみに料金は前払い。カウンターにはこれまた手書き(おそらくマッキーの)で「料金は前払いでお願いします」と書かれたトレイが置かれており、注文するときにマスターはそっとこのトレイを差し出されます。
そう、あくまで寡黙なのです。ここの太郎さんは。
そして太郎さんは注文を受けると寡黙にそして真摯にパスタ作りに立ち向かいます。
その姿はあたかも有名ラーメン店の店主のよう。
ディチェコのパスタを丁寧に計量し、茹ではじめたらソース作りの開始。
二人分注文したのですが、キチンと別々のフライパンでソースを作り始めます。
エリンギ・エノキ・マッシュルームなどのキノコを炒めたら別に炒めておいたカリカリベーコンを投入。
そこに特製のトマトペーストをこれまた丁寧に計量して投入し、粉チーズをたっぷりかける。それをパスタの茹で汁でのばしてソースは完成。
茹で上がったパスタを絡めて乾燥パセリ・ブラックペッパーをかけてできあがりっと。
皿に盛られたパスタをそっと差し出す太郎さん。
「どうぞ俺のパスタを食ってみておくんなせい」
そんな言葉が太郎さんの目から伝わってくる。
こ、これはこちらも真剣に食べねば太郎さんに失礼というもの。
フォークを持つ手に緊張感が走る。
ずるり一口。
・・・意外とアクセントのない味。
いや待て、特徴なくとらえどころのない味だが後からじんわりと優しい旨みとほのかな甘さが染み出してくる。
お店で食べるパスタってのは確かに美味しいんだけれども塩がきつすぎたり、やたらとオイリーだったりにんにくが効きすぎてたりすることが多い。ま、それはそれで美味しいんだけど。
ここのパスタはそういう旨さとは別次元の旨さを追求してるような・・・。
なんというかヘルシーで優しく食べ飽きしないような旨みなのだ。
うーん。こりゃ摩訶不思議な旨みだわい、と思いながらどんどんフォークがすすんでいく。大盛りをぺろりと平らげたが不思議と胃袋は軽い。
店構えも店主もメニューも特徴がありすぎるようなお店ですが、多分この味のパスタを食べられるのはここだけ。世界で。
まだ開店して数年のお店だそうですが、世間の流行に流されずいつまでもわが道を貫き通す太郎さんでいてほしいな、と思った梅雨の空でした。
by umanichi | 2008-06-02 17:21 | 麺類