カテゴリ:フレンチ( 5 )

 

とろとろ豚肉に舌鼓  ~ビストロ オランジェ@平田町~

平穏無事に過ぎ去ったこないだの週末。

週末も終わり際に嫁さんからこんな一言が。

嫁「・・・で、明日はどこにつれてってくれるの?」


え? 明日?? なにをいまさら??
そもそも明日はウィークデーじゃ・・あああああああ!!!?????



な「お、お誕生日・・・おめでと・・・う・・・・」

この瞬間、僕の目は北島康介並みに見事な泳ぎっぷりを見せてたと思います。
なんも言えねえっ!!



と、ここからが真剣勝負。
明日に迫った誕生日をどこで迎えるか。

あちこちに電話をかけるもどこも満席。
ううむ、困った。


と、悩めるなかやんに天の啓示が!

天「なかやんよ、平田町にビストロオランジェがあるではないか」


はっ!!その手があった!!!
すぐさま電話をかけると予約はOK!しかも子連れもまったく平気とのこと。
やったー。








そして翌日はさっさと仕事を切り上げ、ビストロオランジェへ。
シンプルなつくりですが、比較的ゆったりできる空間で、気さくな雰囲気。
接客も明るくにこやか。

こういう雰囲気では肩の力を抜いて食事ができますね。

ちなみにこういう店では下心を隠して食事もできるので若い男性陣はよく覚えておくよーに(笑)



さて、料理。

実は店内で写真を取りまくったのですが、SDカードの調子が悪いらしくぜんぜん写真が残ってない!
ということで残念ながら文章だけのレビューでご容赦ください。


オーダーは3800円のプリフィクス×2人分にオススメメニューのセル牡蠣を追加。

料理も決まったところでまずはワインでかんぱーい!

・・・ってなんなんすか!このワインの量は!!
ワイングラスになみなみとついであります。


すげー。飲んでも飲んでも減った気がしないw
普通のお店の倍くらいの量はあるんじゃないでしょうか。

いやー。気前のいい店ですな。
ついついうれしくなってしまいます。



◆セル牡蠣
 時期的なものもあり、まだ身は小さい。メニューでかなりオススメだっただけに少し残念。
 でも味付けはかなりよかった。
 ま、年を越える前に牡蠣をオーダーしたこちらも悪いよね。
 来年、旬を迎えた時期に期待!!
 1000円で4つもついてくるんだからコスパは高し。


◆特製サラダ
 特別すごい野菜をつかっているわけではなさそうだが、シーフードもモリモリ入っており満足感あり。
 スパイスの効かせかたが鮮やかで好印象。(ただ、子供にはキツいが)


◆肉料理の盛り合わせ(前菜)
 全体的に優しいイメージの味付け。このハコ、このボリュームならもう少し労働者系の味付けでもいいかな。 レバーパテはクリーミーで臭みもなく秀逸。
 テリーヌは粗く刻んだ肉がゴロゴロと入っており好みの味。肉本来の味ががっつり味わえる。うまい。
 生牛のマリネ(だったかな?)も美味しかった。



◆トロトロ豚肉の煮込み
 「腕が悪いんで道具に頼るしかないんです」と謙虚なことをおっしゃるシェフがサーブしてくれる煮込み料理。 ストーブ鍋でことこと煮込んだ料理らしい。
 ホントに美味しかった。肩肉でこのとろとろ加減は信じられんですよ!?
 こんな料理作れるなら我が家にもストーブ鍋ほしくなっちゃう。
 付け合せのキャベツが豚のエキスを吸ってまた旨い!
 本日一番の料理かな。



◆羊肉のロースト
 これまたかなりのボリューム!!今回は子供の手助けがあったから助かったものの、女性だけでプリフィクス食べきるのはかなりきつそう(←嬉しい悲鳴)
 羊の香りを活かしつつ、胡桃オイルとあえたグレービーソースが泣かせる。羊好きにはたまらん味わい。
 肉の火の通し方も絶妙で、生っぽいのにしっかり火が通ってる。美味しい。
 ただこれももう少し塩が利いててもよかったかな。



新栄からこのあたりにかけて、がっつり系のビストロが数多くある地域であありますが、ご他聞にもれずこの店もボリュームには糸目をつけない嬉しいお店。

そんな中でここが力を入れているのがジビエ。
北海道がご出身のシェフが地元から取り寄せる素材はバリエーションに飛んでおり、なかなかソソられるものがあります。


先日も蝦夷鹿を使ったさまざまなメニューや熊の煮込みなんていう料理までそろえてました。
予約すればほかにもいろいろな素材を用意してくれるみたいです。




そして一番驚いたのは食事が終わってシェフとお話ししていたときのこと。


な「ジビエに力を入れてらっしゃるんですね。僕は時々丸焼きをやっているので蝦夷鹿を一頭取り寄せて丸焼きなんかにしたら面白いでしょうね。」


シ「え!? もしかしてイノシシとか丸焼きにしてらっしゃいます??」



な、なぜそれを???
よく聞くと先日の丸焼きパーティの参加者の方のお一人がこのお店の常連でよくここにいらっしゃるのだとか。



いやー。世の中って狭いですよね。
こういうつながりが広がっていって、そのうちシェフを交えて蝦夷鹿の丸焼きなんかできたら楽しいですよね。



ってことで今後もいろいろと食事に関するイベントを企画していきたいと思ってますので皆さんお楽しみに!
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by umanichi | 2009-12-02 23:31 | フレンチ  

職人気質の激旨カウンターフレンチ ~マルコンソール@新栄~

ぽっかりと予定のあいた平日のお休み。

久々に嫁さんとランチに行こうと思い立ち、セルヴァッジョに電話してみるもやっぱり満席。

うーん。どうしよ。
イノーヴェもいいかなあ、と思ってたときにひらめいたのがマルコンソール。


以前sakaeさんが大絶賛してたのを見ていてとっても気になってたのだ。
早速電話すると「予約とれますよ」とのこと。ほっ。



場所は新栄。飯田街道沿いのわかりやすい立地です。

中に入るとカウンターのみの小さなお店。
ガラス張りの二重構造のカウンターがめっちゃかっこいいです。



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スパイスやらドレッシングやらが下の段に置いてあり、シェフの手元が丸見え。まるでキッチンスタジアム。


照明の使い方も素敵で、きっと夜に来るともっともっと雰囲気いいんでしょうね。



昼のコースは2500円。

かといってお決まりでもなく、「お嫌いなものは何かございますか?」と聞かれ、その後メニューの説明に。
その上で「以上のような内容でよろしいですか?」と聞いてくれる。

食べられないものはありませんが、こういう気遣いがうれしいですよね。




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あぶりホタテとたらばがにのサラダ

わりとベタな料理に見えるかもしれないけど、使ってる素材のよさがハンパじゃない。

野菜の旨みがぎゅううっと凝縮した味のサラダ。
鮮烈なスパイスの香りが要所要所に効いていてめちゃめちゃ美味しい。

カウンターから手元が丸見えなので、とっても丁寧に料理されているのがわかる。




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小麦の味がしっかり感じられる美味しいパン

洗練された味というよりも力強さを感じるパン。
ちょっと田舎風な感じがまたいい。


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まだらとサフランのスープ



むせ返るほどのサフランの香りと一度焼いたまだらの香ばしさの組み合わせがいい。




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メインは蝦夷鹿と焼きキノコ


名前も聞いたことのないさまざまなキノコを丁寧にソテーしたものと蝦夷鹿のローストの組み合わせ。

「主役は蝦夷鹿じゃなくてキノコです」っていうシェフの言葉どおり、キノコの味が口いっぱいに広がる。
うーん。秋の味覚最高。



でも脇役(?)の蝦夷鹿もすごいよ。
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ほらね。すごいでしょ。この焼き上がり。

生だけど、でもちゃんと火は通っていて中はしっとりと温かい。絶妙の火の入れ具合。


このメインを料理しているときのシェフの姿にまた感動しちゃいました。
お皿をオーブンで暖めているのはもちろんのこと、盛り付けしている間も料理が冷えないように、投光器であたためながら盛り付けを行ってるの。


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この光の当たり具合がまたカッコイイ。



このお店の特徴は、なんといってもシェフと対面しながらお食事が出来ること。
「単に美味しいお店」というよりも「大好きになれる店」という感じ。

好きになる店っていうのはどこでもそうなんだけど、料理を食べた瞬間料理人の顔が目に浮かぶんだよね。

ふじ原の大将、昔シェトトにいたクリストフ、山猫軒のマスター、たまりやのシェフ。
どこの料理を食べても、料理人の顔が頭に浮かぶ。

逆にマスターの顔を見れば、お店の味が思い出される。



このマルコンソールもそんな店。
料理も含めて藤井シェフの作り出す世界観にどっぷりと引き込まれ、ハマっていく。

腕のいい料理人は作ってる姿そのものもかっこいいのだ。



ひさびさにハマりそうなお店に出会いました。
こりゃあ今年のフードオブザイヤーは決まりかな?


■マルコンソール
 052-253-5164
 愛知県名古屋市中区新栄2-10-21 カーサ新栄1F

 

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by umanichi | 2009-10-31 13:29 | フレンチ  

にこやか親父の激旨フレンチ ラ・マルミット@車道

異動して早速更新が滞りはじめてますな・・・

こんばんわ。なかやんです。



岡山から妹が来ておりまして。

休日くらいみんなでランチでも食べに行こうか、とラ・マルミットに行ってきました。


ここは新栄周辺に点在している感じのいいビストロのうちの一つ。
カジュアルで気取らないフレンチをがっつりと食べさせてくれるお店です。


店に入ると大きなカウンターがあり、自家製のハム・ベーコン・パテなどの店頭販売も行ってます。どれもこれも旨そうなものばかり。


必見なのはこの店のオーナーのジャンさん
映画から抜け出てきたようなキャラの立った笑顔の素敵な親父さんです。
このジャンさんがオーダーを取りに来てくれると何を頼んでも旨そうな気がしてくるから不思議。(いや、実際旨いんですけどね。)


ここの料理はクリームやバターにあまり頼らず、塩の力で素材の風味を活かすようなフランス田舎料理。

ガツガツとパクつきながらワインをグビるというのが正しいお作法なのだと思います。


牛サガリのステーキなんかも好きなんですが、ここのランチのオススメはガレット。
そばの風味豊かなパリッとした生地の上に自家製ハム・ベーコン・チーズ・卵などが乗せられシンプルながら実に奥深い味わいです。

ここの料理は何を頼んでもそうなんですが、基本ボリュームがっつり。
ガレット食べただけでも充分おなかいっぱいになれます。


それにしてもこの辺りはいい感じのお店であふれてますね。
まだまだ未訪問の気になるお店もいっぱいあるし。

これからもこの周辺はじわじわ開拓していきたいと思います。
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by umanichi | 2008-08-10 19:45 | フレンチ  

メタボリック・ノスタルジー  chezTOTO@新栄

トトにランチへ行こうよ~と誘われて、新栄ビストロトライアングルの一角chezTOTOまで足を延ばして来ました。



この店はかつて超メタボリックの名物シェフクリストフが切り盛りしていたフランス食堂。

食堂と銘打つだけあってワイガヤ系でワイルドな味わいの料理をがっつりと食べさせてくれる料理店。


昨年の秋に日本人にシェフが変わってからというもの、まだ足を運んでなかったのですが今回友人に誘われて久々の訪店となりました。




ランチコースは920円。
昔より若干値上がりしてるのは昨今の物価高の影響なのかな。

肉と魚が選べますが好きなのは肉。
全員一致で肉をチョイスし、今日の肉料理はコルドンブルー。
ハムとチーズをはさんだ鶏肉をムニエルのように焼いた料理だ。


それとついでに肉のパテもオーダー。
うまいんだよな~。これ。


と、ここで箸をもらうようにお願いする。

わしゃサラダをフォークで食うのが何より嫌い。
箸でわっさわっさとかき混ぜて、ちょびっとずつ箸でつまんで食うほうが絶対にうまいと信じてる。


前のスタッフの時にはなかやんの顔を見ただけで箸を持ってきてくれたもんだが、新スタッフにそこまでの引継ぎはされてない(←当たり前)


すると今ではもう箸は準備してないとの事。
あらら、そんなとこまで方針転換しちゃったのか。
今度からはマイ箸持っていかないといかん。
ま、いっか。エコだし(笑)



とりあえず出てきたパテとサラダで軽く乾杯☆
慣れないフォークでサラダをパクつきながらパテをシェアしてパクリ。

久々に食べたけどやっぱりトトのパテはうまいね。
マイルドでうまい!



・・・ん?
・・・・・・マイルド???



パテとサラダ、追加で頼んだカボチャの冷製スープを食べ終えたところでメインのコルドンブルーが登場。


見事なサイズの鶏肉の横には気前良く盛り付けられたペンネが。
お~これこれ、やっぱりトトはこうじゃないとね~。
ビックリするほどのボリュームで登場する料理の視覚がまず第一のゴチソウ。


カリッと香ばしく焼き上げられた衣からはいかにも旨そうなにおいがぷんぷんと漂う。
早速いただきま~す。



うん!旨~~~い・・・・
これこれ。トトはこうじゃなきゃね~。


うまい・・・


う  ま  ・・・・・・・あれ??



トトってこんな味だっけ・・・・・


いや、うまいんですけどね。充分に。



でもね、昔のトトのような麻薬的に次の一口を食べたくなるあの衝動がないのだ。
なんというかすっかり丸く収まってしまってる印象。

・・・人はこれを「洗練された」と呼ぶのだろうか?


動物園に虎を見に行ったら、出てきたのはちょっと大きな猫でした、みたいな。
なんというかすっかり牙と野性味の抜け切ったような料理なのだ。

・・・いやうまいんですよ。ホント。


だけどわしがトトに求めていたのは、いい意味で粗野でワイルドな均一化されていないシェフの家庭的な味わいだったはず。
テーブル席で食べてても、目をつぶればあのまるまると太ったシェフの腹が瞼の裏に映ってくるような「顔の見える料理」だったはずなのだ。


周りを見渡すとなんだか客層も変わったような気さえする。
昔はよく見た外国人だとか、(おそらく世界中のうまいものを食べつくしてきたであろう)身なりのいい老夫婦だとかそういったお客さんは皆無。

まだ若々しいOLさんだとか奥さんだとかが大半を占めるような客層。
(今日だけのことなのかもしれんけど)



とはいえお店は充分に繁盛。
ま、シュッとした味付けで充分美味しいもんねえ。


でもあの味付けの料理をもう一度食べてみたいなあ、とすっかりノスタルジーに浸りながらクリストフに敬意を込めて「メタボリック・・・ぱぁーん!」と太っちょカウボーイのマネをするなかやんなのでした。
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by umanichi | 2008-07-11 22:51 | フレンチ  

新栄ビストロトライアングルを攻略! その1 POPINO@車道

新栄周辺にはなかなかいい感じのビストロがあちこちに点在してます。

その中でも代表的なお気に入りの店が
・INNOVER
・chezTOTO
・POPINO
の3店。

この3店、先日地図で確認したところなかなかキレイな3角形に位置していることに気がついたので、それ以来この3店を「新栄ビストロトライアングル」と密かに呼んでいる。


今回はその中の1つポピーノに行って来ました。

ここは車道商店街という昭和の香りが色濃く残る商店街の中に店を構えるビストロ。
目の前には「徐州」という中華の名店もあったりなんかして。


店内は街のビストロらしいかわいらしい作り。
この日は天気も良かったのでテラス席で頂くことにしました。

ここの商店街は車の通行も少ない割に人通りはまあまああってテラスで食べるのは結構気持ちいいです。ふわりと春らしいいい風が吹いたりもして食べる前からなかなかいい気分。


ランチのメニューは日替わりランチとパスタランチ(6種類)から選べます。
ん?ビストロなのにパスタ?
そうなんです。メニューにはイタリアンなメニューも混在したりしてて位置づけが難しいお店なんですよね。ここ。

日替わりランチはサラダ、スープ、パンorライス、メインで900円。
お得感はかなりあります。


特筆すべきはサラダ。
ランチメニューでよくあるしなびた野菜にドレッシングをかけただけのなんちゃってサラダではなくかなり本格的な美味しい野菜のサラダが出てきます。

生野菜や茹で野菜などの旬のさまざまな野菜が入っており、茹で野菜は瑞々しくハリもあり茹で加減はばっちり。ドレッシングもしつこくなくうまい。ついついワインがすすみます。


chezTOTOやINNOVERのような豪快さはありませんが、きっちりと丁寧に仕事した優しい味の普段使いにぴったりビストロ。車道にお住まいの皆さんが羨ましいです^^
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by umanichi | 2008-05-13 23:52 | フレンチ