カテゴリ:大人のできるかな( 63 )

 

日本酒できるかな その1 ~杜氏との出会い~

「センパイんとこの蔵で日本酒作らせてもらえませんか」

という電話をさせてもらったのはもうずいぶん昔の話。



「おお~ほんまか~。ええよ~来てくれりゃあ~」

といいながら快諾してくれたのはI野さん。板野酒造場の専務でありながら自らも杜氏を勤めるお方だ。(全く伏字になってなくてスミマセン)


I野さんとの出会いは大学時代。
当時県人寮に住んでいたなかやんの先輩にあたる。


I野さんは、近所の住民から「高輪動物園」と揶揄されるほどの無法地帯であった県人寮の中でもひときわワイルドでひときわ蛮猛であったことで勇名を馳せたバーバリアンであった。

また、己のファッションにも相当なこだわりを持っておられ、寮内のコンテストにおいて何度もベストヌーディスト賞を受賞したほどのダンディでスタイリッシュな裸族でもあらせられる。


I:「なんなら~!!この紹介文は~!!」

失礼、大変後輩思いの素晴らしい裸族である。

I:「フォローになっとらん!!」



そんなI野さんの人となりを表す痛々しいほどの痛快なエピソードは枚挙に暇がないのであるが、そんなことはとてもここでは公表できない。



話が横道にそれてしまった。
I野さんの人となりはさておき、酒作りに話を戻そう。

I:「さておくな!!」


なかやんが酒を造るといってももちろん自分自身の酒を作るわけではない。
板野酒造場の酒「きびの吟風」をつくるお手伝いをさせてもらおう、というわけだ。

ま、杜氏見習体験ってとこですね。



このきびの吟風。

全国区では全くの無名ではあるが、I野さんが杜氏になってからというもの何度も試行錯誤を繰り返し、お世辞抜きで相当旨い酒になっている。いや、ホントに。
特に純米酒の旨さは筆舌に尽くし難く、ぬる燗で飲むには最高にオススメ。

吟醸より純米に特徴が出てますね。雑味はないのにどっしり一本芯が通った力強い味。
ちょっと味の濃い目の料理にも力負けせずにしっかりと受けとめてくれそう。


全国鑑評会でも何度も金賞を受賞し、中国地区での首席に輝いたこともある堂々たる実力派の酒だ。



な:「え~っと、これくらい書いとけばいいですかね?」

I:「無名は余計じゃあ!!」




せっかくお手伝いさせていただくのだから少しばかりじゃつまらない。
ちょっと長めに蔵の中に入り、日本酒についてもしっかりと勉強をしたい、というのが今回の趣旨。

「夏子の酒」を読みながら日本酒の造り方について勉強をし、虎視眈々と長期休暇の計画を練っていた。

そしてこの冬会社から長期休暇をいただける目処も立ち、無事に板野酒造へ修行へと旅立ったのであった。


I野:「あれ?そういやあ、おめえ長期休暇やこ取って家族はどしたんな~?」

・・・失礼。波乱万丈な修行生活がスタートしたのであった。
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by umanichi | 2009-02-10 08:26 | 大人のできるかな  

飲み食い人生の総決算!  長期休暇で酒造り!

こんばんわ。
なかやんです。


興奮で夜も眠れそうにありません。


それもそのはず、明日から地元・岡山へ帰り、知り合いの杜氏さんのいる酒蔵で杜氏見習いをすることになっているのです。


当然会社は長期休暇。



初めて酒を飲み始めてから十数年。
梅酒やリキュールを作った事はありましたが、ホンモノの酒を造る体験なんてもちろん初めて。

「いつかこの手で酒を作ってやりたい」という願望が叶う瞬間がとうとうやってきました。



てなわけで会社もブログもしばらくはお休み。
次回更新はおそらく2月中旬くらいになると思いますのでよろしくお願いいたします。
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by umanichi | 2009-01-30 23:40 | 大人のできるかな  

怒涛の週末その10 ~美味しいものは最後まで~

今回も切り分け担当はdannaさん。
今日は解体作業用に出刃包丁も持ってきたので作業がラクラク進みます。


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         すっかりスリムになったイノシシ君




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         時には火からおろして台の上で解体




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         火の通りにくい部分は分解して網焼きにします






写真で見てるとグロそうでしょ?

でもね、ライブで見てると全然気にならないから不思議。
老いも若きも男も女もみんな笑顔で食べすすみます。次はあの辺り食べごろだよ~とかいいながら。


傍からみれば異常食欲者の集まりなんでしょうがw



そして時間が経つにつれ、徐々に感覚がマヒしてきた我々は最後に残った頭までカブト焼きに。


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         ブヒー ブヒー



目の下のほほ肉なんてたまらない旨さです。
首周りもいいですね。トントロみたいなもんですから。



そしてある程度火が通ったところで解体屋dannaさんの登場。
焼けた頭を縦に置き、出刃包丁でパッカーンと見事にカブト割り。




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白く見えてるのがブレンズ。
まあ、白子だと思えばよろしい。



このブレンズはスプーンで取り出し赤ワインで軽く蒸して頂きます。
なんせここは超貴重な部位。奪い合うようにして食べます。

グロテスクな見た目に躊躇する人はいません。
すっかり「No 脳、No life」になってしまった皆さん(笑)


出来上がったブレンズをスプーンでパクリ。
ううううまああああ!!!

とろっととろけて濃厚な味わい。
フグの白子にも負けない美味しさ。くうううう、こりゃ悶絶しちゃうほど。

脂もうまかったがこのブレンズもめちゃうまい。
今度イノシシ食べるときは絶対一頭買いしてブレンズまで頂いちゃいましょう。




そして最後は残った骨で恒例のスープ作り。
こりゃまたいいダシが出ていて体が温まります。
うーん。ほっとする味ですね~。




今回はイノシシを一頭完全に食べ尽くす事が出来ました。
ほほ肉、首肉などから始まって、ブレンズ、骨スープなどまで。

一片の肉も残さず骨の髄までしゃぶりつくした一日。


イノシシをここまで堪能出来るところはそうそうないでしょう。
非常に貴重な体験となりました。



それと今回は初対面同士の人が多く、どんなイベントになるか若干不安視もしてたのですが蓋をあければ幹事の心配もどこへやら。


すぐに打ち解け、皆さん楽しく過ごされていたご様子。

やはり美味しいものは人々の心をつないでくれる不思議な力がありますね。


全9回に亘ってだらだらと書き連ねてきましたがイノシシ丸焼きスペシャルいかがでしたか?

美味しそうって思っていただけたでしょうか。
それともグロっ!!って思われましたか?


写真じゃなかなか伝わりきらないところがありますが、実際やってみるとこれは究極の美食だと思いました。


おそらく来年以降もこのイベントは続いていくと思います。
次回は参加してみたい!という方は是非声かけてみてくださいね。

それでは、この辺で!
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by umanichi | 2008-12-20 08:20 | 大人のできるかな  

怒涛の週末その9 ~フライング脂身~

酒が入れば会話も進む!


今回は初対面同士の方がほとんどだったのですが、なんせ皆さん『イノシシ丸焼き』というキーワードで集まってきた食欲魔神の方たちばっかり!

すぐに打ち解けて共にグラスを傾けて行きます。
いいですねえ。こういう雰囲気。

幹事冥利につきるというもんです。


そんなこんなで楽しいひと時を過ごしている間にもいのししは



         じわじわと
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         こんがりと
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焼けあがっていきます。


もうちょいかな。
もうちょいかな・・・と焼け加減を見定めていると挙動不審にそわそわし始める人たちが何人か・・・。


 もう、あの脂の辺って食べごろなんじゃないの?

 あそこだけでも食べたいよね。

 なんとかあの脂だけでも食べられないかな

 なかやんまだ切らないの?

 食べたいなあ

 食べようよ

 ねえねえ食べたい人~

 はーい! はーい! はーい!・・・

 あ・ぶ・ら!あ・ぶ・ら!


最後はもはやシュプレヒコール(笑)

ったく~しょうがねーなー(笑)



確かにこの脂は既にいい感じの食べごろ。
猪は脂が旨いとも聞くので、この脂をダメにしてしまうのはあまりにもったいない。

脂は最後のお楽しみにとっておこうかとも考えましたが、この皆さんの期待を裏切ってしまうと逆に僕が出刃包丁で解体されてしまうかもしれん(笑)


てなわけでまずはおしりの皮下脂肪の部分から切り分けていただきまーす。


ぱくっ。

もぐもぐも・・・・・・・じゅわー!!!




うんまーーーーーーーーーい!!!!!
うまいうまいうまいうまい!

もう言葉はない。ただただうまい。


なんなんすか!このとろけ具合は!
松坂牛やらイベリコ豚がはるか後方に見えるよ。

いのししの脂ってこんなにうまいんかー!!!



イタリアにはラルドっていう豚の脂の生ハムがあるんだけど、あれに近いような軽やかな脂。

舌に入れるとすっ・・・と溶けてなくなるような儚く官能的な舌触り。

馬刺しのコウネみたいな?あれを香ばしく焼いたようなイメージかもしれません。
あーうまい。今思い出してもうっとりしてしまうような旨さ。

とにかくイノシシの旨みはこの脂に凝縮してるんじゃないかな、っていうくらいの味です。




        
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         おケツの部分の脂身をそがれてしまったいのししクン





そしてその後もイノシシ君の各部位を食べ進んで行きます。


かみ締めのあるモモ肉のぎゅううっした旨みも素敵!

こんがりと焼きあがったリブの濃厚な味わいもめちゃうま!

首肉の脂とコラーゲンと赤身が交じり合った部分も最高に旨い!

ホホ肉も意外と柔らかく、しっとりとした甘みがあります。

いのしし、ブラボー!!



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         脂身がちょっとついたモモ肉の部分。脂身と赤身の取り合わせが最高。




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         ここはリブの部分かな。よく焼けててうまそー!!




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         もぐもぐ食べてると時々散弾銃の弾が出てきます。
         さすがジビエだ!!





(続く)
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by umanichi | 2008-12-16 23:02 | 大人のできるかな  

怒涛の週末その8 ~待ってる間のお楽しみ~

乾杯をした後は皆さんに各自持ち込んで頂いたおつまみを片手におのおの飲み始めます。



日本酒(獺祭、黒龍、武重のどぶろく)をはじめ、古酒(おもろ)、焼酎、ワイン(詳しくないのでわかりませんが、うまそーなヤツが6~7本)などなど超充実のラインナップ。どれから飲めばいいのかわからなくなるほどです。スペイン産のリキュール(アブサンみたいな味のヤツ)なんかもあったりして。



おつまみにしたってローストポテトに各種サラダ、果てはかぶら寿司に鯛の昆布〆・・・ってアウトドアの域を遥かに凌駕するものばかり。


それもそのはず。今回集まったのは前回を上回るような食欲魔神軍団。




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         豚汁ならぬ猪汁(ちょじる)を作り始めてみたり・・・




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         炭火で自家製のパンを焼き始めてみたり。



どれもこれもめっちゃうまい~。





そして酔いがほろよく回ってきたところでハンターさんからのプレゼントの登場~

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         醤油と酒に浸しておいた猪レバーの炭火焼き


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         こんがりと焼き上がりました~




小さく切り分けて口に放り込む。
ふんわりと軽く焼きあがったレバーはまったくもって豊潤な味。
生で食べるよりも旨みが濃縮されてじんわりとうまーい!
内臓好きにはたまらない旨さ!もう最高です。

猪料理は数あれどレバーまで食べた人はそういないでしょう。
ホント素晴らしいうまさです♪




そしてハンタープレゼント第二弾!

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          九頭竜川産!天然モノの鮎の塩焼き!

伯父がキレイに串打ちしてくれて、みごとに焼き上げてくれました。
・・・ってゆーかこの串打ちの技術!アナタは一体何者?



首の後ろの金星が天然モノの証拠!
ハンターのおっちゃん、冬はハンティング、夏は鮎釣りをして過ごしているそうです。
なんとまあ素敵な人生。


九頭竜の綺麗な清流で育った鮎はあくまで繊細な味わい。
しかしながらはらわたの旨みは豊潤かつ濃厚で、身の甘さとのコントラストが抜群です。

うまーい!
酒!酒!!とあたりを見回すとそこには黒龍が!!

福井の鮎に福井の日本酒!
これがあわない訳がありません。

すっきりとキレ味のいい黒龍に豊潤で繊細な九頭竜鮎の組み合わせなんて最高の贅沢!くはーうまいー!

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         ちなみにこの男はイノシシと間違われて危うく丸焼きにされそうになった










と、つまみと酒と会話を楽しんでいる間にもじりじりとイノシシ君は焼けていっております。



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         ぶひひひひん





(続く)
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by umanichi | 2008-12-15 23:23 | 大人のできるかな  

怒涛の週末その7 ~いよいよ丸焼きスタート!~

待ちに待った日曜日。

天気は快晴!
気温は低いが風はなく、陽だまりにいるとポカポカと体が温まってくる気持ちいい天候だ。


会場に着くと、落ち葉が大量に落ちてる。
燃え移って火事になったら大変、と周囲を念入りに掃き掃除。
火を起こせる場所をまずは確保。


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        これが会場となった名古屋市内の某公園



こんなところでボヤ騒ぎ(しかも原因はイノシシ丸焼き)ともなればマスコミの格好の餌食である。



掃除が終わったところで準備スタート。
土台組立、火起こし、猪くくりつけ、と準備を進めていく。


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         搬入されたイノシシ君。ハーブでマリネしラッピングされとります。



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         串刺しにされ、クルクル棒にくくりつけられていくイノシシ君



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         dannaさん提案の簡単火起こし器。
         下に着火材を置き、円柱内に炭を置く。
         煙突効果で効果的に炭に火が起きる。こりゃ便利。



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         土台も組みあがり準備完了




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         がっちり固定されたイノシシ君を




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         よっこいしょっと。





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         今回はクルクル棒もバージョンアップ。
         自称大工の伯父さんが回転防止の横棒をつけてくれた




あとは家で朝作っておいた特製のガーリックオイルをハケで塗り塗りしながら焼き上がりを待つだけ。



ふー。これで一段落ついたな、ってことでとりあえずかんぱーい!
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(続く)
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by umanichi | 2008-12-13 10:16 | 大人のできるかな  

怒涛の週末その6 ~痛恨の大失敗~

土曜日のうちにやっておかなければいけないことがもう一つあった。
ラード取りだ。


ハンターのおじさんによると背中の脂は美味しいのだそうだが、内臓付近のふにゃふにゃした脂は食べても美味しくないのだそうだ。


んじゃ、これは捨てればいいんですか?と聞くと

「いんや、こりゃランド取れっでよお。ランドが」

ああ、ラードのことか。切り取って煮ればいいんかな?

「鍋に入れてな、しばらく煮とけっばランドになるっぺよ」

あ、やっぱり。



そんなやりとりがあったため切りとった脂肪は小さく切り分け、小鍋でぐつぐつと煮ていたのだった。
これでチャーハンや焼きそば作ったら美味しいだろうな~とかcatさんにあげたらコンフィ作ってくれんかな~とか考えながら。




ところが、前述のイノシシのレバ刺つまみに一杯飲っていたところ嫁はんから
「なんか脂が真っ黒になってるよ~」と。


!!!
そんなはずは・・・とコンロを見ると鍋から煙がモウモウと・・・!!!


ぎゃー!!!
これはテレビでよく見る揚げ物火災の一歩手前じゃん!!!!!
ダッシュで火を消しなんとか事なきを得る。



しかし悲しきかな。
ラードは既に黒味を帯びており、若干の焦げ臭いニオイが・・・。


結構たくさんの量が取れたのにこれじゃ使い物になりません。
あうう。みんなに分けてこれで料理作ってもらおうとおもったのになあ。


あまりのショックに落胆の色を隠せないまま日曜日を迎えることになったのでした。
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by umanichi | 2008-12-12 21:30 | 大人のできるかな  

怒涛の週末その5 ~幹事の特権~

準備を終えたおじさんとボクは二人で明日の計画を練りながらとりあえず一杯飲ることに。


ツマミはもちろんイノシシ。
刺身で食べられるというレバとハツとヒレの部分を幹事の特権で少し頂くことに。
もちろん刺身で。


たくさん働いたしこれくらいは役得がなけりゃーね。
ま、天使の取り分というヤツだよ(笑)


なーんてうそぶきながら刺身を切り分ける。




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         レバー




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         ハツ




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         ヒレ




生で食べるのは少し心配な気もするけど、ハンターさんも大丈夫って言ってたからきっと大丈夫でしょ、とショウガ&ニンニク醤油で頂きます。



レバーは甘みの中にわずかな渋み。この渋みが特徴的なのかな。
お酒にはよくあいます。
牛や鳥ほどねっとりしていなくて、肝のわりにはさっぱりした印象。



ハツはまあ心臓ですね。
心臓らしいキョロキョロとした歯ごたえ。しっかり血抜きをしてあり生臭みはまったくない。うん、普通に美味しい。



ヒレ。
こいつが素晴らしい。

くちゅくちゅねっとりした歯ごたえに赤身の濃厚な旨み。
くどさがなく爽やかな味なのに旨みだけが濃縮したような感じ。
こりゃいいや。ツマミにもいいしご飯のアテにもなりそう。あーうまい。



そのほかにも福井のお土産なんかをツマミに軽くお酒をひっかけ、明日に支障がないように早めの就寝を。


明日はいよいよ本番。

神様、なんとしてもうまくいきますように。



(続く)
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by umanichi | 2008-12-10 21:56 | 大人のできるかな  

怒涛の週末その4 ~イノシシ君とご対面~

夜が明け、土曜日に。

軽く朝食を食べ、名古屋へ帰る準備をし、ハンターの家に向かう。

一乗谷のちょっと奥にあるハンター小屋まで行くとハンターさんが声かけてくる。
「あんたレバ刺も食っかね?うめっぞ??心臓もあるど??」

そんなお宝見逃すわけにはいかない。
ありがたくいただきまーす。うひひ。こりゃ楽しみ。



そしてハンター小屋の奥に招かれいよいよイノシシ君とご対面♪



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         ででーん


こりゃどうみても剥製・・・
まだ食材と呼ぶには程遠い。

だけど内臓は抜き取ってあり、きちんと血抜きもして一日清流につけて肉を冷やしておいたそうだ。

そう聞くとなんだか食欲が湧いてくるから不思議だ。


ハンターのおっちゃんに丸焼きにする旨を伝えると
「なーにー?丸焼きにするんかね~!!そりゃ絶対うめっぞ~。丸焼きにするヤツなんて今まで聞いたことないけっどそりゃウマイにきまっとるわ~」
と最高の笑顔で答えてくれた。そして・・・

「アンタ面白いな~。そうかー外で炭焼きにすっぺか~。お!そうだ!!夏に釣った鮎を冷凍にしてあっからこれももってけや。ホレ!」
と天然の鮎までオマケにつけてくれた。20匹も!!

おっちゃん!ありがとう!!レバーとハツと鮎までおまけでくれるなんて!!
いやー。こりゃ毎年買い付けにこなきゃいかんな~。


そして福井を後にし、名古屋に帰る。

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         持って帰ったのはこの状態。ラブリーっ♪





・・・あ。


そういえばまだ嫁はんに話してなかった。
ま、いっか。帰ってから話すれば。




そして名古屋に到着し、名古屋市内の某スペインバルに直行。
さっそく毛皮の処理をしてもらう。


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        スパッ!



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        シュパパパ!




ものの数十分できれいにひんむかれてしまったイノシシ君。
それにしても見事な包丁さばきだ!

店長によるとホントは吊るし切りにするともっと手早くキレイに処理できるらしい。
あんこうみたいなもんですね。




家に帰って嫁さんに事情を説明すると、イノシシ君を家にあげるのはまかりならんとの事でやむなくガレージで味付けをする。

前回の羊と同じく、使うは塩・コショウ・ローズマリー。



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         こういう状態。道行く人がみんな振り返って見て行く。当然か。



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         赤い部分は弾痕。散弾銃なのであちこちに傷が。



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         全身に塩とスパイスをたっぷりと。特におなかのなかは念入りに。






そしてバーベキューに必要なグッズを買い揃え、酒も買い込みその日の準備は終了。

明日の天気もよさそうだ!
参加者の最終調整もほぼ終了し、あとは焼かれていくのを待つだけ!!

ああ!明日が来るのが待ち遠しい!!!


(続く)
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by umanichi | 2008-12-10 08:38 | 大人のできるかな  

怒涛の週末その3 ~運命のスペインバル~

「やっぱりさー毛を剃っただけじゃ美味しくないらしいぞ。ちゃんと皮もとらなきゃ」

えー??そうなん??
豚なんか皮ついたまんま食べちゃうじゃん。
あれじゃダメなんかな。

「行きつけのスペインバルの店長がそういうの詳しくてさ。イノシシは皮は食べないんだって。んでそこの店長が毛皮はげるらしいからここまで持ってきてくれたら毛皮はいでくれるって」

まじっすかー!!!
なんというグッジョブ!!!
さすが名参謀だ!!


というわけで毛皮問題はクリア。
人数もオッケー。
天気も上々!!


全てがいい方向に転がり始めた!
あとはひたすら準備を進めていくだけだ!



(続く)
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by umanichi | 2008-12-07 23:21 | 大人のできるかな