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三種カラスミの食べくらべ!  カラスミパーティ@なかやん厨房

先日記事に書いた平目のカラスミ作り。

実はあの後、丸光でサワラの卵を発見したのでサワラでもカラスミを作っておったのです。

それから去年作っておいた普通のボラのカラスミも残っていたので、「ボラ」「平目」「サワラ」三種のカラスミの食べくらべパーティをやってみました。


参加してくださったのは素敵な旨メシ仲間のcat夫妻TOKOSAN家族



これが完成した三種のカラスミ。作るのは意外とカンタン。
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ボラのカラスミ。よくお店で見かけるアレですね。
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ぷっくりしていて、この中では一番色が濃いです。





サワラのカラスミ。昔は讃岐の名産品だったとか。
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ボラよりちょっと薄い卵。色は鮮やかでキレイです。





そしてこれが平目のカラスミ。初めての挑戦。
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巨大平目の卵だけあってカラスミもでかい!形の良さで言えばボラやサワラに軍配があがります。



そしていよいよ食べくらべ!
ほんのちょっとだけあぶってからスライスしました。
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左上がボラ、右上が平目、手前がサワラ。
サワラは人参みたいな色。ヤマゴボウにも似てるかな。
平目はやっぱり見た目良くないですね。


これを薄く切った大根と一緒に食べました。
それともう一つ、みじん切りにした生ニンニクも用意。台湾ではニンニクを載せて食べるそうです。


【感想】
ボラ
 定番の味。羊羹のようなネットリ感。

サワラ
 焼きたらこのようなプチプチした歯ごたえが残る。ニンニクとの相性バツグン。ちょっと好みは分かれるかな。一番安かった卵なのでコスパは高い。

平目
 口の中でまったりと溶けるクリーミーな感触。濃厚な味わいはまるで長期熟成したミモレットを思わせる。はっきり言って一番うまい。




いや~いいですな。この平目のカラスミ。
自分で作りながらも「これホントにうまいんかな~」とか思ってたんですが、まさかボラよりうまいとは!

平目の卵に味をしめて今度はいろんな卵のカラスミを作ろうかと思ってみたり。



宴会も非常に盛り上がりまして時間の過ぎるのが早い早い!

名古屋を代表する錚々たる食欲魔神が一同に集まったものですから酒を酌み交わしながらしゃべる会話は当然美味しいもののことばかり。

・滋賀県で5年ものの天然すっぽんが食べられるところがある。ただし8人以上集まらないと食べさせてくれないらしい…とか
・本物の初鰹ってのは普通お店で売ってる初鰹とは全然別物。想像を超えた美味しさだよ…とか
・今度みんなで計画している羊の丸焼き。羊にはブレンズ(脳)ついてるのかなあ。ついてるといいねえ…とか
・讃岐うどんで味の決め手となるのは粉もあるけどやっぱり打ち手。「讃岐の夢2000」使っても宮武のおっちゃんが打てば宮武の味になるしなかむらさんが打てばなかむらの味になる…とか

それだけで記事が書けそうなディープでコアな話題がいくつも飛び出しました。



その他にもcatさんのフランス土産の白カビサラミやdannaさん手作りの大目鱒の干物、友人のおばあちゃんが漬けた自家製の鮒寿司、我が家の定番鬼亭なべやさぬきうどんと料理は続き、正午から始まったパーティは夜の7時まで続いたのでした。
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by umanichi | 2008-05-28 16:22 | パーティ  

沖縄とブラジルの邂逅  ちゅらピリーニャ@なかやん厨房

三越でやってる沖縄フェアに行ってきた。

今回は限定で山本彩香さん手作りの豆腐ようを売っているのだ。

しかし残念。
平日の12時過ぎだというのに既に豆腐ようは売り切れていた。

師匠、恐るべき!



てなわけでとぼとぼと催事場を歩いていると横からぷぅんといい香りが。
ふと見るとパッションフルーツがてんこ盛りになってるじゃないですか!!

しかもどでかい。
これで280円はアリだね。


カクテルでも作ろうと早速購入。
家に帰ってカイピリーニャを作ることにしました。



◆カイピリーニャの作り方
カイピリーニャはブラジルのお酒。

ピンガというラムに似たスピリッツ(西原理恵子がマナウスを釣りに行った時に舟の上で飲んだくれていたことで有名)に氷を浮かべライムと粉砂糖を混ぜて作るカクテルです。

このピンガ、むちゃくちゃクセがあって飲みにくい酒なのですがライムとめっぽう相性がいい。

んでこのカクテルももちろんクセの強い酒なのですが、だんだん氷が溶けていくにしたがってじわじわとまろやかになっていくという「時間が進化させていくカクテル」



今回はこのカイピリーニャを沖縄風にアレンジしてちゅらピリーニャと名づけて見ました。







◆ちゅらピリーニャの作り方

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これが今回買った巨大パッションフルーツ。
あひるの卵よりもうちょっと大きいくらいのサイズ。

そのまま食べるにはもっと表面がシワシワになったほうが甘くて美味しいんだけど今回は酸味を活かしたいのでこのまんま使用。






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切ったトコ。
うーむ。うまそー。
このままガリガリ食らいつきたい。






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ピンガ。カシャーシャという銘柄らしい。

テキーラやジンならそのまま飲むなかやんでもさすがにこの酒は何かで割らないと飲めない。



グラスに氷とピンガ、パッションフルーツの果実を入れてシークワーサー果汁を垂らしてよく混ぜれば完成。





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ハイできあがり♪



中に浮いてるのはパッションフルーツの果肉と種。
種はスプーンですくってガリガリと噛むと一層風味が引き立つ。


同じ南国のもの同士の酒と果実。
あわないわけがない。

パッションとシークワーサーにほのかな甘みがあるおかげで砂糖を入れないのもいい。
すっきりと爽やかなカクテルになります。


これからはムシムシしてくる季節。
街へ出かけてはパッションフルーツを物色する日々が続きそうです。
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by umanichi | 2008-05-20 01:01 |  

ピザに振られて豚バラごはん!  中華風豚バラ煮込みのあんかけご飯@なかやん厨房

実は嫁はんが、軽い病気で入院しとりまして。

無事に手術も終わり退院したのですが、どうも病院の料理が味気なく相当ストレスが溜まっている様子。

この病院、医者の腕はいいみたいなんですが病院食が最悪だったらしく、徹底的に塩味も脂身も抜け切った味もそっけもない料理だったとのこと(多分、身体にはいいんでしょうけどね)


なんか美味しいもんでも食べに行こうかと話を聞いたら、ちょっとしょっぱめでオイリーなもんが食べたいとのこと。

んじゃ大須のチェザリにピザでも食べに行こうかと言う話になり、二人でチャリンコに乗って大須までサイクリング。


商店街をぶらぶらするにも関わらず、なかなかチェザリが見つからない・・・。
あれー?この辺になかったっけな。一本通りを間違えたかな~、と思ってたらシャッターを下ろしたチェザリの看板が目の前に!

あらら、今日は定休日だったのね・・・。



てなわけで急遽予定を変更し、ラシックでランチをすることに。

で、ここにある某中華料理屋さんに入り、豚バラ土鍋ご飯を食べることにしました。

うーん。パンチがあって美味しいのは美味しいんですが、ちょっとオイリーすぎて食べすすむ毎に飽きてくる感じ。


これならきっとうちで作ったほうが好みの味に出来るよ、と豚バラ煮込みご飯を作ることにしました。




◆スペアリブ煮込みの作り方
・鍋にスペアリブのブロックを入れ、ひたひたになるくらいコーラを注ぎそのまましばらく漬け込みます。

・1時間くらい経ったら火にかけ弱火で3時間くらい煮込む。落し蓋をするとなおよろし。

・醤油をどぼどぼと入れ味をつけます。そのまま1時間くらい煮込めば出来上がり。

肉を先に焼いておく、という方法もありますがこれだと香ばしくなる替わりに若干肉が硬くなります。今回はほろほろの肉にしたかったのであえて肉は焼かないことに。



◆あんかけご飯の作り方
・スペアリブ煮込みの上に浮いてる脂(ラードですな。冷えてくると自然に分離して固まるので簡単にすくえます)を使って野菜を炒める。今回はナス、ねぎ、筍を使いました。

・そこに煮込みの煮汁を加え、XO醤・オイスターソース・ナンプラー等で味を整える

・水溶き片栗粉でとろみをつける

・ご飯にスペアリブをほぐしてから乗せ、上から野菜あんをかけたら出来上がり。

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 うーん、ちょっと彩りが悪いですね。キヌサヤとかアスパラとかも入れればよかった。
香菜乗せても美味しそうですね。




ラード取るときに徹底的にスペアリブの脂を除去したので、食べるとそんなにしつこくない(アドボみたいに酢を入れて煮たらもうちょっとさっぱりした味になったかな?)

XO醤やオイスターソースも効いててうまみもばっちり。B級感がまるで台湾の屋台で食べているかのよう(行ったことはありませんがw)


美味しい豚肉をガツンと食べたくなったときに是非どうぞ~。
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by umanichi | 2008-05-16 02:18 | 自宅で旨メシ  

新栄ビストロトライアングルを攻略! その1 POPINO@車道

新栄周辺にはなかなかいい感じのビストロがあちこちに点在してます。

その中でも代表的なお気に入りの店が
・INNOVER
・chezTOTO
・POPINO
の3店。

この3店、先日地図で確認したところなかなかキレイな3角形に位置していることに気がついたので、それ以来この3店を「新栄ビストロトライアングル」と密かに呼んでいる。


今回はその中の1つポピーノに行って来ました。

ここは車道商店街という昭和の香りが色濃く残る商店街の中に店を構えるビストロ。
目の前には「徐州」という中華の名店もあったりなんかして。


店内は街のビストロらしいかわいらしい作り。
この日は天気も良かったのでテラス席で頂くことにしました。

ここの商店街は車の通行も少ない割に人通りはまあまああってテラスで食べるのは結構気持ちいいです。ふわりと春らしいいい風が吹いたりもして食べる前からなかなかいい気分。


ランチのメニューは日替わりランチとパスタランチ(6種類)から選べます。
ん?ビストロなのにパスタ?
そうなんです。メニューにはイタリアンなメニューも混在したりしてて位置づけが難しいお店なんですよね。ここ。

日替わりランチはサラダ、スープ、パンorライス、メインで900円。
お得感はかなりあります。


特筆すべきはサラダ。
ランチメニューでよくあるしなびた野菜にドレッシングをかけただけのなんちゃってサラダではなくかなり本格的な美味しい野菜のサラダが出てきます。

生野菜や茹で野菜などの旬のさまざまな野菜が入っており、茹で野菜は瑞々しくハリもあり茹で加減はばっちり。ドレッシングもしつこくなくうまい。ついついワインがすすみます。


chezTOTOやINNOVERのような豪快さはありませんが、きっちりと丁寧に仕事した優しい味の普段使いにぴったりビストロ。車道にお住まいの皆さんが羨ましいです^^
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by umanichi | 2008-05-13 23:52 | フレンチ  

これぞB級グルメの真骨頂! 焼豚玉子飯@なかやん厨房

こないだテレビを見ていたら、今治の中華料理屋「重松飯店」にある「焼豚玉子飯」という料理を紹介していた。

ご飯の上に焼豚(正確には煮豚ですね)を乗っけて、超半熟の目玉焼きをのっけてタレをかけ、自分でぐりぐりとかき混ぜてわしわしと食べるご飯だ。

うーん、これはうまそうだ!!
最近たるんできたお腹のことはひとまずさておいて、早速つくってみることにした。



◆煮豚の作り方

・豚肉(バラorモモ)の塊をフライパンで焼き、表面に焼き色をつける。オススメ肉は皮付き豚バラ。コラーゲンたっぷりでねっとりした食感に。
・肉が焼けたらネギ・ショウガ・タマネギなどの香味野菜とともに2~3時間下茹でする。肉の上にキッチンペーパーをかけてやると落し蓋の替わりに。こうすると肉がふっくらと茹で上がります。
・肉を茹でてる間に煮汁を作ります。酒、みりん、醤油、麺つゆを好みの割合で混ぜて水で希釈。味はちょっと薄めの方が丼にした時に美味しく仕上がるような気がします。あと八角を入れるとちょっと本格的な味に。
・茹で上がった肉は水とキッチンペーパを捨て、今度は煮汁で30分~1時間程度煮込みます。このときもキッチンペーパーをかけてやるといいです。
・煮あがったら食べられますが、一日置いた方が味が染みてより美味しく☆
・丼にする場合は水溶き片栗粉で煮汁にとろみをつけるとなおよろし。


あつあつのご飯を丼に盛り、キャベツの千切りや水菜なんかを軽く散らして(これは重松本店とは異なるけど、ちょっと野菜も欲しかったので入れてみました。ま、お好みで)スライスした煮豚を乗せてその上に超半熟の目玉焼きを乗せたら出来上がり。


タレをかけてつぶした玉子と絡めて食べれば、そこはもうB級味全開の世界。
チャーシューの濃厚な味と卵黄のこってり加減でワシワシとご飯がすすみます。

チャーシュー(角煮でも出来そう)さえ家にあればあっというまに作れるこの料理。
安くてうまくてボリュームたっぷり。是非おためしあれ~。
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by umanichi | 2008-05-13 00:15 | 自宅で旨メシ  

クマに引かれて亀参り  亀八@亀山

液晶の里、亀山に知る人ぞ知るB級グルメがあるという。


B級グルメを愛してやまない友人のクマさんから強烈なオファーを受け、亀山参りをすることと相成りました。


その名を亀八食堂。

ネットで調べてみたところいろんなHPで紹介されている。
地元じゃかなり有名店のようだ。

店舗の作り、親父の面構え、そして何より独特の食し方・・・

これはソソラレ指数100を超えている。

はるばる亀山まで足を伸ばして、いざ!亀退治へ!!



亀八全景
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場所は旧国道沿い。
山と線路に挟まれた細長い平地の中にある。
目印はチャペルココナッツw

駐車場は広々としており、大型トラック専用スペースまで用意されてある。
実際トラックも何台も停められており、地元の運ちゃんに愛されているお店だということが伺える。
昭和の時代に良く聞いた「トラックドライバーの集まる店はうまい」という都市伝説が思い出されるが果たして真相は・・・?


店内も広々としており大きなテーブルの上には正方形の鉄板(鍋?)がどどん!と置いてある。内装はどこか懐かしい大衆食堂を思わせる。うんうん、いいねえ、こういうの。これで演歌でもかかってりゃ最高なんだが。

案内役のYさんにオーダーをまかせ、とりあえずビールで乾杯!
今回はクマさんが運転手を買って出てくれたおかげで我々はビールをタンノーすることができた。ありがとね、クマさん。


鉄板に火をつけ、ビールを飲みながら待っているとボウル山盛り一杯分の野菜とこれまたボウル(小)一杯分のお肉に特製味噌をかけたものを持ったおねえちゃん(←かわいい。必見!)が登場。
そしてこれらをラードとともに躊躇なく鉄板の上にぶちまけてくれる。

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ちなみに今回のオーダーは豚肉、ホルモンA(脂多めがA)、サガリ、うどんだけ。
この大量の野菜は何も言わなくてもついてくる。

この大量の野菜を火にかけることにより水分が鉄板にたまっていく。
そしてこの味噌を絡めながら全員で具を箸でかき混ぜ、焼くというか蒸すというか煮るというか炒めるというか・・・とにかく火を通していくのだ。

ぐっちゃぐっちゃとかき混ぜていくと味噌のいい香りがただよってくる。
うん、このニオイでもビールがすすむぞ。いいねえ。


そして完成。
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味噌、肉、肉、野菜、味噌、野菜、肉、汁、野菜。すべてが渾然一体となり鍋の上に広がったカオスが我々に「食ってくれ」と呼びかけてくる。

Y下さんの「もうそろそろ食べられますよ」という掛け声とともに全員が一斉に食べ始める。


!!!

うまいっ!
これは舌じゃない。脳天にガツンと来る暴力的な旨さだ。いや、胃袋に染み渡る旨さとでも言おうか。

はっきり言って肉はそんなにいい肉じゃない。値段相応のそれなりの肉だ。
だけど肉のエキスとたっぷりのラードと特製味噌を吸い込んだ野菜の味がたまらんじゃないか。

味付けも濃い。甘くてしょっぱくて脂もギトギト。でもうまい。
人間の身体が本能的に欲しがる味。肉体労働の終わった後、疲れた体が欲しがる味とでも言おうか・・・。
そしてビールがどんどんすすんでく~。

残った汁も余さず利用。
うどんを注文すると袋入りのゆでうどんが無造作に机の上に投げ置かれる。

これを鉄板の上にぶちまけ、汁を吸わせたうどんを食すのだ。
うーん、うまい。


作る過程も楽しい。みんなで鉄板の上をかき回す工程で誰もが自然と童心に帰ってゆく。


いかがでしょう。伊勢参りの帰り、名阪国道からの帰り亀山に一度立ち寄ってみては。


亀八食堂
三重県亀山市布気町1799
0595-82-0828
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by umanichi | 2008-05-02 00:07 | 旅先の旨メシ