新栄でディープな中国紀行 ~延辺館@新栄~
まこちゃんに続き、今週もディープな中華を堪能してきました。
マイミクのしばいぬさんに連れられて行って来たのは、新栄(というよりも瓦町ですな)に位置する「延辺館」さん。
周りの歓楽街に負けず劣らずのディープな店構え。
中に入ると、目に飛び込んでくるのは店いっぱいの中国人客。
飛び交う言葉はもちろん北京語(たぶん)です。
なんとこの店、店員さんもほとんど日本語が通じない。
中国人による中国人のためのお店なのです。
一人だけ、片言の日本語が通じる店員さんがいらっしゃるのですが、この方はしばいぬさんが長らくこのお店に通い続けることによって日本語を教え込んだのだとか。
壁に貼ってあるメニューはすべて中国語なのですが、卓上のメニューには一応日本語で解説がしてあります。このメニューを参考に皆さんそれぞれに料理をオーダー。
今回しばいぬさんの元、集まっていらっしゃったのは総勢10人。
まずはビールで乾杯しながら料理を待ちます。
豚背骨肉の醤油煮込み
最初に出てきたのはコレ。
カムジャタンに使うところと同じ部位をほろほろになるまで煮込んだ一品。
お皿にどかん!と出てくるのがうれしい。
みんなで取り分けて、手でほじほじしながら食べます。
手を使う料理ってのは蟹と一緒でついつい無口になっちゃいますね(笑)
でも、これめちゃめちゃ美味しいです。
全員で骨にむしゃぶりつきながらビールを流し込む光景は壮観!
気分は完全に中国人に。
じゃがいものしゃきしゃき炒め
酸味と辛味のきいた一品。
ボクはあんまり酸っぱい料理が好きじゃないので、あまり口には合いませんでしたがじゃがいものしゃきしゃき感がよかった。
ここの料理は結構油が効いてるわりに、酢の効用なのか割りとさっぱり食べられて胃もたれしないのが特徴。
白菜と豆腐の中華風スープ
これはうまかった!!
旨みの効いたスープを豆腐が吸い込んでもう絶品!
中に入ってる春雨(後述)がまたうまいんですわ。
春雨ときゅうりの和え物
これがその春雨。
変わってるでしょ?きしめんみたいな平べったい春雨なの。
チャプチェみたいにもちもちしていてちゅるんと入っちゃう。
この春雨、どっかで手に入らないかなあ。
ピェンローとかに入れたら絶対うまいと思うんだけど。
かぼちゃの揚げ物
これは風変わりな料理。
衣をつけてあげたかぼちゃにガーリックソルトで味付けをした一品。
さくさくほっこり。
子供のおやつにもいいし、ビールのお供にもなる。
守備範囲の広い料理です。
羊の串焼き
すごいでしょ!この豪快な串刺し方!!
普通の串焼き2本分はあろうかと思われるこのサイズ。
これで1本100円なんて安すぎ!!
唐辛子とクミンの効いた独特の味付けでめちゃめちゃうまい。
これと同じバージョンで鳩の串焼きも食べました。
ハト派ですからね。ワタクシ(笑)
豚テールとジャガイモの炒め物
これまためっちゃうまい!
よく煮込んだテールのとろとろ加減と、旨みを吸い込んだジャガイモの味わいが素敵。
青く見えるのは青唐辛子。
ビールともライスとも相性抜群!!
干し豆腐と青唐辛子の炒め物
干し豆腐が大好きなので、こいつをオーダー。
干し豆腐にコシがなかったりするけど、これもご愛嬌。
やさしい味わいにピリッと青唐辛子の刺激があってうまいです。
春雨の醤油煮込み
こーれーはーうまい!!!
本日最高の一品でした。
先ほどの激うま春雨を醤油味の中華スープで煮込んで味をしみこませた料理。
ビールがすすんですすんでとまらない。
ビールメーカーはこの料理に感謝状を送るべき!!
饅頭串焼き
マンジュウ、というよりもマントウ・・・かな?
豚まんの皮の部分だけを串にさして焼いた感じ。
塩だけでシンプルに味付けしてるんですが、他の料理のソースとかスープとかつけて食うとうまいです。
(もしかしてそうやって食べるためのもんなのかな。片言しか通じないので正確なところはわかりません)
魚の水煮
唐辛子真っ赤っかで油ぎっとぎとなのに「水煮」
四川の料理らしいですね。水煮って。
胡椒の辛さが刺激的。
うまい。
そういやdannaさんが昔蛙で水煮作ってくれたなあ。
あれ、おいしかった。
セロリ餃子
この店は炭水化物系の料理が苦手らしいのですが、このセロリ餃子だけは別だよ、としばいぬさんが注文してくれました。
セロリの香りがさわやかでうまい!
皮ももっちもちです。
ハチノスときゅうりの和え物
柔らかなハチノスの歯応えときゅうりのシャキシャキの組み合わせが面白い。
ハチノスは臭みもなく、旨みたっぷり。
山椒が粒ごとモリモリ入っていてさわやかな刺激。
食べ進めるごとに口の中がスースーします(笑)
いやー。堪能しました。ディープな中華!
この怪しい感じが最高ですね。
まるで、中国のどこかの街角に紛れ込んだような気分。
料理も日本人好みにアレンジされてなくて、きっと現地そのまんまの味わいなんでしょう。
使ってる素材がそれほどいいものじゃなかったり、化調の味が前面に出てたりしますが、そんな細けぇことはいいんです。
うまいし、楽しいから。
店内は意外と広く、掘りごたつなんかもあったりしますから意外とファミリー層にも優しいお店。
(店に入るまでのアプローチはかなり厳しいものがありますが・・・)
皆さんも勇気をふりしぼって名古屋のディープゾーンに一度足を踏み入れてみてはいかがでしょう。
【延辺館】
住所 愛知県名古屋市中区新栄1丁目24-31
電話 052-242-3130
マイミクのしばいぬさんに連れられて行って来たのは、新栄(というよりも瓦町ですな)に位置する「延辺館」さん。
周りの歓楽街に負けず劣らずのディープな店構え。
中に入ると、目に飛び込んでくるのは店いっぱいの中国人客。
飛び交う言葉はもちろん北京語(たぶん)です。
なんとこの店、店員さんもほとんど日本語が通じない。
中国人による中国人のためのお店なのです。
一人だけ、片言の日本語が通じる店員さんがいらっしゃるのですが、この方はしばいぬさんが長らくこのお店に通い続けることによって日本語を教え込んだのだとか。
壁に貼ってあるメニューはすべて中国語なのですが、卓上のメニューには一応日本語で解説がしてあります。このメニューを参考に皆さんそれぞれに料理をオーダー。
今回しばいぬさんの元、集まっていらっしゃったのは総勢10人。
まずはビールで乾杯しながら料理を待ちます。
最初に出てきたのはコレ。
カムジャタンに使うところと同じ部位をほろほろになるまで煮込んだ一品。
お皿にどかん!と出てくるのがうれしい。
みんなで取り分けて、手でほじほじしながら食べます。
手を使う料理ってのは蟹と一緒でついつい無口になっちゃいますね(笑)
でも、これめちゃめちゃ美味しいです。
全員で骨にむしゃぶりつきながらビールを流し込む光景は壮観!
気分は完全に中国人に。
酸味と辛味のきいた一品。
ボクはあんまり酸っぱい料理が好きじゃないので、あまり口には合いませんでしたがじゃがいものしゃきしゃき感がよかった。
ここの料理は結構油が効いてるわりに、酢の効用なのか割りとさっぱり食べられて胃もたれしないのが特徴。
これはうまかった!!
旨みの効いたスープを豆腐が吸い込んでもう絶品!
中に入ってる春雨(後述)がまたうまいんですわ。
これがその春雨。
変わってるでしょ?きしめんみたいな平べったい春雨なの。
チャプチェみたいにもちもちしていてちゅるんと入っちゃう。
この春雨、どっかで手に入らないかなあ。
ピェンローとかに入れたら絶対うまいと思うんだけど。
これは風変わりな料理。
衣をつけてあげたかぼちゃにガーリックソルトで味付けをした一品。
さくさくほっこり。
子供のおやつにもいいし、ビールのお供にもなる。
守備範囲の広い料理です。
すごいでしょ!この豪快な串刺し方!!
普通の串焼き2本分はあろうかと思われるこのサイズ。
これで1本100円なんて安すぎ!!
唐辛子とクミンの効いた独特の味付けでめちゃめちゃうまい。
これと同じバージョンで鳩の串焼きも食べました。
ハト派ですからね。ワタクシ(笑)
これまためっちゃうまい!
よく煮込んだテールのとろとろ加減と、旨みを吸い込んだジャガイモの味わいが素敵。
青く見えるのは青唐辛子。
ビールともライスとも相性抜群!!
干し豆腐が大好きなので、こいつをオーダー。
干し豆腐にコシがなかったりするけど、これもご愛嬌。
やさしい味わいにピリッと青唐辛子の刺激があってうまいです。
こーれーはーうまい!!!
本日最高の一品でした。
先ほどの激うま春雨を醤油味の中華スープで煮込んで味をしみこませた料理。
ビールがすすんですすんでとまらない。
ビールメーカーはこの料理に感謝状を送るべき!!
マンジュウ、というよりもマントウ・・・かな?
豚まんの皮の部分だけを串にさして焼いた感じ。
塩だけでシンプルに味付けしてるんですが、他の料理のソースとかスープとかつけて食うとうまいです。
(もしかしてそうやって食べるためのもんなのかな。片言しか通じないので正確なところはわかりません)
唐辛子真っ赤っかで油ぎっとぎとなのに「水煮」
四川の料理らしいですね。水煮って。
胡椒の辛さが刺激的。
うまい。
そういやdannaさんが昔蛙で水煮作ってくれたなあ。
あれ、おいしかった。
この店は炭水化物系の料理が苦手らしいのですが、このセロリ餃子だけは別だよ、としばいぬさんが注文してくれました。
セロリの香りがさわやかでうまい!
皮ももっちもちです。
柔らかなハチノスの歯応えときゅうりのシャキシャキの組み合わせが面白い。
ハチノスは臭みもなく、旨みたっぷり。
山椒が粒ごとモリモリ入っていてさわやかな刺激。
食べ進めるごとに口の中がスースーします(笑)
いやー。堪能しました。ディープな中華!
この怪しい感じが最高ですね。
まるで、中国のどこかの街角に紛れ込んだような気分。
料理も日本人好みにアレンジされてなくて、きっと現地そのまんまの味わいなんでしょう。
使ってる素材がそれほどいいものじゃなかったり、化調の味が前面に出てたりしますが、そんな細けぇことはいいんです。
うまいし、楽しいから。
店内は意外と広く、掘りごたつなんかもあったりしますから意外とファミリー層にも優しいお店。
(店に入るまでのアプローチはかなり厳しいものがありますが・・・)
皆さんも勇気をふりしぼって名古屋のディープゾーンに一度足を踏み入れてみてはいかがでしょう。
【延辺館】
住所 愛知県名古屋市中区新栄1丁目24-31
電話 052-242-3130
by umanichi | 2010-03-07 14:40 | 中華