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酒癖の悪さの果てに・・・   八木家@京都壬生

ブラジルの人、聞こえますか~!?


こんにちわ。サバンナは高橋よりも八木派のなかやんです。




何度も足を運ぶうちに京都も有名どころは行きつくしてしまいまして。



困ったなあ、と思っていた時に嫁はんからぽつりと提案が。
「新撰組の屯所とかは?」

その手があったか!
その提案、ナイスネイチャーだ!!

昔散歩しているときに、京都所司代の跡地は見つけたことあったけど壬生あたりはまだなかやん未踏の地。



まずは壬生寺へ。
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新撰組初代局長の芹沢鴨の墓があったりもします。
芹沢は後に近藤や土方に粛清された人物。

・・・ってよく見たらこの日付、昨日じゃん!(※19日に訪問)
そうか昨日が命日だったのか。



壬生寺の隣には近藤や土方が投宿していた八木家住宅が今でも残っています。
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八木家は一般に開放されており、お金を払えば誰でも見学することが出来ます。
その中でおっちゃんがしてくれる新撰組の解説はなかなか聞き応えあり。


「まあ、芹沢さんっちゅう人は腕っ節は強かったみたいやけど、酒癖が悪うおましてな、市中でも狼藉を働いとったところを咎められて松平容保さんの命を受けた近藤さんと土方さんに粛清されたみたいですわ」

「近藤さんたちは一計を案じましてな、ここからちょっと離れた島原のすみやってお茶屋さんで芹沢さんたちとなじみの芸者たちに歩けなくなるほど酒を飲ましましてな、籠に乗せて、あそこの玄関からここの部屋へ寝かせたわけですわ」

「その日の夜は雨の強い日でしてな、この部屋の奥に芹沢鴨と芸者さん、ついたてを挟んで平山五郎と芸者さん、そしてこっちの小さい部屋に平間重助とその芸者さんが寝とっりましてな」

「土方たち4人はターッっとそこの庭を通って来てここの障子を蹴破りまして芹沢たちを粛清したんですな。」

「そんときの傷跡がほら、これです」


などと臨場感たっぷり。
まるで、そこから本当に土方が現れそうな話し振りです。



酒癖の悪さの果てに寝ている間に粛清されてしまった芹沢。


酒飲みのなかやんも嫁はんに粛清されないように気をつけねば・・・・。

by umanichi | 2008-09-21 14:51 | 旅先の旨メシ  

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